部屋の片隅にあるデッドスペース、どうにかしたいと思いませんか?クローゼットは服でパンパン、キッチン周りもなんだかごちゃごちゃ。収納家具を買い足すのもいいけれど、サイズが合わなかったり、予算がオーバーしたり。そんな悩みを解決してくれるのが「収納パイプ」なんです。
ここでいう収納パイプとは、突っ張り棒から本格的なシステムパイプ、ハンガーラックのポール部分までを含むアイデアの宝庫。ちょっとした工夫とDIYで、あなたの家の収納力は劇的に変わります。今回は、今日から真似できる活用術から、ちょっと本格的なDIY、そして失敗しない商品選びのコツまで、まとめてお伝えしますね。
なぜ「収納パイプ」が最強の収納アイテムなのか
「ただの棒でしょ?」なんて思っていませんか?実は収納パイプには、普通の収納家具にはない3つの強みがあるんです。
まずは自由度の高さです。既製品のラックは棚の高さが決まっていますが、パイプを使えばミリ単位で調整可能。空間に合わせてオーダーメイドできる感覚は、一度味わうとクセになりますよ。
次に賃貸でも安心なこと。突っ張りタイプのパイプなら、壁や床に穴を開けずに設置できます。原状回復の心配がないのは、賃貸暮らしには大きなポイントです。
そしてコストパフォーマンス。たとえば100円ショップの突っ張り棒とワイヤーネットを組み合わせれば、数百円でキッチン収納が完成します。市販の収納家具を買うより、はるかに安くあがるケースも多いんですよ。
クローゼットが生まれ変わる!パイプ活用術
収納パイプでハンガーラックを増設する
クローゼットのポール一本では、収納力に限界がありますよね。でも大丈夫。突っ張り棒をもう一本追加するだけで、収納量は倍増します。
やり方は簡単。既存のポールの下に、突っ張り棒を平行に設置するだけです。上段には長めのアウターやワンピース、下段にはシャツやボトムス。長さで使い分けると、服がぎゅうぎゅう詰めになるのを防げますよ。耐荷重に注意して、重いコート類は上段の固定ポールに掛けるのがポイントです。
子どものお支度コーナーも簡単に
お子さんのいる家庭なら、低い位置にもう一本パイプを渡すのがおすすめ。子ども服を自分で掛けられる高さにすれば、お片付けの習慣づけにもなります。S字フックと短めのチェーンを組み合わせて、突っ張り棒を吊り下げる方法なら、工具いらずで数分の作業です。
キッチンと洗面所のデッドスペースを攻略
シンク下はパイプ×ファイルボックスで劇的チェンジ
シンク下の収納、うまく使えていますか?排水管が邪魔で、思うように物が置けないという声をよく聞きます。そこで活躍するのが、伸縮タイプの収納パイプです。
配管を避けるようにパイプを渡し、その上に浅型のファイルボックスを置けば、デッドスペースに見事な棚が誕生します。ファイルボックスなら出し入れもスムーズで、奥にしまった鍋や洗剤も一目瞭然。100円ショップのアイテムだけで完成するのもうれしいですね。
洗面台下の浮かせる収納
洗面台下も同様です。突っ張り棒を横方向に2本渡せば、その上にカゴを置けます。掃除道具やドライヤーを「浮かせて」収納すれば、底の部分も無駄なく使えます。湿気が気になる場所なので、パイプの素材はサビに強いアルミ製か、表面がコーティングされたものを選んでくださいね。
本格派のためのDIY収納パイプ入門
100均の突っ張り棒では物足りなくなったら、次はシステム収納パイプに挑戦してみませんか?
スペーシアパイプと呼ばれる商品は、溶融亜鉛メッキの鋼管をプラスチックで被覆したパイプです。専用のジョイントと組み合わせて、自分だけの収納ラックを自由に設計できます。図面を引いてパイプをカットし、ジョイントでつなぐだけ。特別な技術は必要ありません。
「棚受けがほしい」「ハンガーバーを付けたい」そんな要望も、オプションパーツを追加するだけで実現。引っ越しや家族構成の変化で収納のレイアウトを変えたくなっても、パーツの組み替えだけで対応できるのが大きな魅力です。
壁に固定するタイプのフィットラックという商品もあります。こちらは壁一面あたりの耐荷重が150kgと非常に高く、たっぷり収納したい方におすすめ。水平器を使いながらの設置になりますが、女性一人でもDIYできる設計になっていますよ。
失敗しない!収納パイプ選びの重要ポイント
ここまで読んで「やってみよう」と思ったあなたに、絶対に外せないチェックポイントをお伝えします。
まずは耐荷重の確認です。突っ張り棒のパッケージには必ず耐荷重が表示されています。冬物のコートは1着で約2〜3kg。これが数着掛かると、意外と重いんです。軽量物には細いパイプ、アウター類には太めのパイプ、という使い分けをしてくださいね。
次に素材選び。先ほども触れましたが、水回りで使うならアルミやステンレス、クロムメッキ加工のものが鉄則です。普通のスチール製はサビが出やすく、見た目も機能も台無しになってしまいます。
それから設置面の確認も忘れずに。突っ張り棒は壁や天井に接する面が平らでないと、しっかり固定できません。壁紙の上からでも大丈夫ですが、砂壁のような凹凸のある面は要注意です。心配な方は、当て板を使って設置するという方法もありますよ。
暮らしに合わせて進化する収納パイプの世界
いかがでしたか?今日は収納パイプの活用術を15個、ぎゅっと凝縮してお届けしました。
最初は一本の突っ張り棒から始まった収納が、暮らしの変化に合わせてどんどん進化していく。それが収納パイプの一番の面白さだと感じます。子どもが生まれたら低い位置にポールを足し、成長したら高さを変え、引っ越したらパーツを組み替えて新居にフィットさせる。そんなふうに、長く付き合えるのが収納パイプというアイテムなんです。
まずは、あなたの家で一番気になっている「あのデッドスペース」から。ぜひ今日、手を付けてみてくださいね。


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