桃の節句が終わって、片付けなきゃと思いながらも「今年もやっぱり収納に悩む…」なんてこと、ありますよね。
特に雛人形は繊細で、適当にしまうと来年出したときにシミができていたり、パーツが壊れていたり。湿気とホコリは大敵です。
「ちゃんとした桐箱を買うと高いし、重いし…」
「でも無印ならお手頃でシンプルだし、何とかならないかな」
そう思ってこの記事にたどり着いたあなたに、無印良品のアイテムを活用した賢い収納術をお伝えします。実は無印に「雛人形専用ケース」はないんです。でも、組み合わせ次第で専用ケースより快適に収納できる方法があるんですよ。
無印良品に雛人形専用ケースはない?でも大丈夫な理由
まず最初に結論から言うと、無印良品には雛人形のためだけに作られた収納ケースはありません。
でも、がっかりしないでくださいね。むしろ専用じゃないからこそ、お手持ちの人形のサイズに合わせて自由に選べるというメリットがあるんです。
雛人形の収納で本当に必要なのは「専用」という名前よりも、次の三つの条件を満たすこと。
- 湿気を通さない密閉性がある
- パーツを衝撃から守れる
- サイズが合っている
この条件、無印の定番収納アイテムでしっかりクリアできるんです。むしろ桐箱より軽くて扱いやすいから、階段での上げ下ろしもラクになりますよ。
サイズ別おすすめ無印ケースと選び方のコツ
ここからは実際に使える無印アイテムを、飾りの規模別にご紹介します。失敗しないためのサイズの測り方もお伝えしますね。
親王飾りには引出式深型がぴったり
お内裏様とお雛様だけの親王飾りなら、無印良品 ポリプロピレンケース引出式 深型がイチオシです。幅34×奥行44.5×高さ24cmで、大体の親王飾りがすっぽり収まります。
選ぶときのポイントは、人形の高さを測ってからにすること。「うちの雛人形、思ったより背が高かった…」という失敗談はとても多いので、必ず実寸を確認してくださいね。
パーツごとに和紙で包んでから収納すると、お顔やお手元が傷つきません。和紙がなければ不織布やキッチンペーパーでも代用できますよ。
五人飾りや七段飾りは複数ケースで分けて収納
お道具やお供え物が増える五人飾り、七段飾りは、一つのケースに詰め込むと重みで変形する危険があります。
基本は「人形と台座を分ける」こと。引出式深型を2~3個用意して、人形は無印良品 ポリプロピレンファイルボックス スタンダードワイドに一組ずつ収めるのがおすすめです。
ファイルボックスワイドは幅15cmとスリムなので、男雛と女雛を別々に立てて収納できます。中で倒れないよう、周りにやわらかい布を詰めておくと安心です。
屏風や台座など大きなパーツは、無印良品 ポリプロピレン衣装ケースの深型(横幅55cm以上)が便利。積み重ねる際は重い台座を下段にして、最大3段までにしておきましょう。
絶対やるべき湿気・ホコリ対策
ここが一番大事なところです。無印のポリプロピレンケースは密閉性が高いからこそ、使い方を間違えると内部に湿気がこもってしまいます。
乾燥剤は必ず入れる
収納時には必ずシリカゲルの乾燥剤を入れましょう。目安は500mlサイズを1ケースに2個。100均でも買えますが、できれば繰り返し使えるタイプだと経済的です。
先日SNSで「無印のケースで収納したらカビた」という投稿を見かけましたが、よく読むと乾燥剤を入れていなかったそうです。密閉性が高いからこそ、乾燥剤とのセットが絶対条件なんです。
和紙や新聞紙で包む効果
人形を直接ケースに入れるのではなく、必ず包んでから収納してください。和紙には調湿効果があるので、乾燥剤と合わせるとさらに効果的。
新聞紙でもいいのですが、印刷のインクが移る可能性があるので、人形に直接触れる部分は白い紙を使うのが無難です。
置き場所にも気をつけて
収納したケースは直射日光が当たらず、温度変化の少ない場所へ。押入れの天袋は意外と高温多湿になりやすいので、クローゼットの下段か、普段使う部屋の収納スペースが理想的です。
収納前にやっておきたい準備とチェックリスト
しまう前のちょっとした下準備で、来年の飾りつけが格段にラクになりますよ。
ホコリを落としてからしまう
細かいホコリは、柔らかい刷毛か、メイク用のパウダーブラシでそっと払いましょう。ウェットティッシュは厳禁です。お顔の絵の具が落ちたり、着物の染料が滲んだりする恐れがあります。
写真を撮っておくと便利
パーツの配置が分からなくならないよう、飾った状態の写真をスマホで数枚撮っておきましょう。特に五人飾り以上は「このお道具、どこに置くんだっけ?」となりがちです。
来年の自分への親切ですね。
収納前チェックリスト
- 人形の高さ・幅を測ってケースサイズを確認
- お顔まわりは和紙か不織布で保護
- 小道具は小さな袋に分けてまとめる
- 乾燥剤をケースに入れる(1ケースに2個以上)
- 積み重ねる場合は重いものを下段に
- 収納場所の温度・湿度を確認
よくある失敗例とその対策
実際にあった「しまった!」の声から学ぶポイントをまとめました。
失敗その1:サイズを測らずに買って入らなかった
「引出式深型を買ったのに、お雛様の冠が引っかかってフタが閉まらない…」という声。必ず人形の最高到達点(冠や烏帽子の先端)の高さを測ってからケースを選びましょう。
失敗その2:乾燥剤を入れ忘れてカビが発生
これは本当に多い失敗です。「無印のケースだから大丈夫だろう」と思わず、必ず乾燥剤を。できれば3月にしまってから梅雨前に一度、中をチェックする習慣をつけると安心です。
失敗その3:積み重ねすぎて下のケースが変形
ポリプロピレン製は軽いぶん、重さに強くはありません。特に気温が上がる夏場は樹脂が柔らかくなりやすいので、三段より上に積むのは危険です。
無印アイテムを使った収納のまとめ
ここまでご紹介したように、雛人形収納ケースとして無印の商品を選ぶなら、「引出式深型」「ファイルボックスワイド」「衣装ケース」の組み合わせが現実的でおすすめです。
大切なのは専用ケースかどうかではなく、ちゃんとサイズを測って、湿気と衝撃から守ってあげること。無印のシンプルなケースなら、見た目もすっきり、出し入れもしやすく、何よりお手頃価格で揃えられます。
今年の片付けからさっそく取り入れてみてくださいね。来年、またピカピカのお顔でお会いできますように。

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