テープのりを使っていると、「そろそろテープがなくなってきたな……」というタイミングがありますよね。そんなときに知っておきたいのが、正しい詰め替え方法です。
実は、メーカーや製品によって詰め替えの手順が少しずつ違います。間違った方法で詰め替えようとすると、テープがたるんでしまったり、最悪の場合、本体が使えなくなってしまうことも。
この記事では、主要メーカーの人気モデルごとに、公式サイトで確認されている正しいテープのりの詰め替え方法を解説します。これから初めて詰め替えをする方も、これまでなんとなくやっていた方も、ぜひ参考にしてください。
テープのりを詰め替える前に知っておきたいこと
テープのりの詰め替えで最初にぶつかる壁が、「どの詰め替え用テープを買えばいいのかわからない」という問題です。
テープのりはメーカーごとに専用のリフィルが用意されています。トンボ鉛筆の製品にはトンボ鉛筆の詰め替え用テープを、コクヨの製品にはコクヨのリフィルを使うのが基本です。さらに、同じメーカーのシリーズでも、モデルによって適合するリフィルが異なる場合があります。
間違ったリフィルを購入してしまうと、そもそも詰め替えができません。購入前に、自分の本体の品番を確認してから、対応する詰め替え用テープを選ぶようにしましょう。
また、本体は何度でも詰め替えられるわけではありません。各メーカーからは「本体は詰め替えテープ10個分を目安に交換してください」といった案内が出ています。長く使いすぎると、テープのり本体自体の性能が落ちてしまうこともあるので、気になる場合は新しい本体への買い替えも検討してみてください。
トンボ鉛筆「ピットエアーミニ」の詰め替え方法
ここでは、軽い引き心地で人気の高いピットエアーミニ(PN-CAS)の正しい詰め替え手順を紹介します。
ピットエアーミニは、エアータッチシステムを採用していて、とても軽い力でスーッと使えるのが特徴。コンパクトなサイズ感もあり、学校やオフィスはもちろん、持ち歩きにも便利です。
詰め替え手順
ピットエアーミニの詰め替えは、以下の流れで行います。
- 本体の背面にある蓋をスライドさせて開けます。
- 使い終わったカートリッジを本体から引き抜きます。
- 新しいつめ替え用カートリッジ(品番:PR-CAS)を、本体の奥までしっかりと差し込みます。
- 蓋を閉じて完了です。
とてもシンプルな構造なので、初心者の方でも迷わず詰め替えができるでしょう。
詰め替え時の注意点
ピットエアーミニで特に気をつけたいのが、詰め替え後にテープがたるんでしまうケースです。もしテープがたるんでしまったら、本体側面にあるリールを矢印の方向に回して、テープを巻き取ってください。この対処法はメーカーの公式サイトでも案内されています。
テープがたるんだ状態で無理に使おうとすると、内部の機構を痛める原因になるので、たるみを感じたらすぐに巻き取りましょう。
コクヨ「ドットライナー」シリーズの詰め替え方法
コクヨのドットライナーは、シリーズ展開がとても豊富です。しっかり貼れるタイプをはじめ、強力に貼るタイプ、貼ってはがせるタイプ、ワイドタイプなど、目的に合わせて選べるのが魅力です。
ここでは、最もスタンダードな「ドットライナー しっかり貼る(タ-DM400-08N)」を例に、詰め替え方法を解説します。
詰め替え手順
- 本体の背面にあるカートリッジカバーを、手前にスライドさせて開けます。
- 使い終わったリフィルを引き抜きます。
- 新しいリフィル(品番:タ-D400-08N)を、カチッと音がするまでしっかりと差し込みます。
- カバーを戻して閉じれば完了です。
ピットエアーミニと同じく、比較的簡単に詰め替えができる構造になっています。
詰め替え時の注意点
ドットライナーシリーズで注意したいのは、モデルによって適合するリフィルが異なるという点です。例えば、「しっかり貼る」タイプと「貼ってはがせる」タイプでは、リフィルの品番が違います。
購入前に必ず自分の本体のシリーズ名を確認してから、対応するリフィルを選ぶようにしてください。また、ピットエアーミニと同様に、テープのたるみが発生した場合は、本体のリールを回して巻き取ることで解消できます。
プラス「スピンエコ」の詰め替え方法
プラスのスピンエコは、ハニカムドットテープを採用していて、のり切れがよく貼り位置が確認しやすいのが特徴です。スピンヘッド機構によりコンパクトなボディながら長尺(22m)を使うことができ、経済的でエコな設計も魅力です。
詰め替え手順
スピンエコは、ワンタッチ方式で詰め替えができるように設計されています。
- 本体の背面にあるカバーを開けます。
- 使い終わったリフィルを取り出します。
- 新しいリフィルを本体にセットします。
- カバーを閉じれば完了です。
公式サイトでは「ワンタッチ方式」と案内されており、直感的に操作できるようになっています。とはいえ、詰め替え手順の詳細な図解が公式サイトには少ないため、初めての方は製品に同梱されている取扱説明書をよく読んでから作業することをおすすめします。
詰め替え時の注意点
スピンエコは、他メーカーの製品と比べて特に詰め替えが難しいというわけではありませんが、テープの向きやリフィルの装着方向に注意が必要な場合があります。もしテープが正しくセットできていないと、うまくのりが出てこないことがあるので、取扱説明書のイラストを参考にしながら作業しましょう。
テープのりの詰め替えでよくある疑問
テープのりの詰め替えに関するよくある疑問をまとめました。詰め替えをしようとして「あれ?」と思ったときに、ぜひ確認してみてください。
詰め替え後にテープがたるんでしまったらどうすればいい?
これはどのメーカーの製品でも起こりうるトラブルです。ピットエアーミニやドットライナーでは、本体についているリールを矢印方向に回すことでテープを巻き取ることができます。もしそれでも解決しない場合は、一度リフィルを抜き差ししてみて、それでもダメなら新しいリフィルに交換することを検討しましょう。
本体は何回くらい詰め替えられる?
メーカー公式情報では、ピットエアーミニとドットライナーは「詰め替えテープ10個分を目安」とされています。もちろん使用頻度や使い方によっても変わりますが、10回前後を超えてきたら、本体ごと買い替えを検討してもよいかもしれません。
他メーカーのリフィルは使える?
基本的には使えません。各メーカーのテープのりは専用のリフィルが設計されています。無理に異なるメーカーのリフィルを装着しようとすると、本体を傷める原因になるので、必ず自分の本体に対応した純正の詰め替え用テープを購入しましょう。
テープのりの詰め替えをスムーズに進めるために
テープのりの詰め替えは、正しい手順を知っていれば誰でも簡単にできます。しかし、ちょっとしたミスでテープがたるんだり、うまく使えなくなったりすることもあります。
スムーズに詰め替えを進めるために、もう一度ポイントを整理しておきましょう。
- 本体の品番を確認してから、対応するリフィルを購入する
- リフィルは奥までしっかりと差し込む
- テープのたるみが発生したら、リールを回して巻き取る
- 詰め替え用テープは必ず純正品を使う
- 本体は約10回の詰め替えを目安に交換を検討する
これらのポイントを押さえておけば、テープのりの詰め替えで困ることはほとんどありません。
テープのりの詰め替え方法を正しく理解して、快適に使い続けよう
テープのりの詰め替え方法は、製品ごとに細かい違いはあるものの、基本的な流れは大きく変わりません。今回紹介したトンボ鉛筆、コクヨ、プラスの主要モデルは、いずれもカートリッジやリフィルを交換するだけで簡単に詰め替えができます。
ただし、どの製品でも共通して言えるのは、正しいリフィルを選び、正しい手順で詰め替えを行うことの大切さです。特に、テープのたるみは初心者が直面しやすいトラブルなので、事前に対処法を知っておくと安心です。
もし今使っているテープのりのテープが残り少なくなってきたら、ぜひこの記事を参考に詰め替えにチャレンジしてみてください。正しい方法を知っていれば、テープのりを長く快適に使い続けることができますよ。

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