片付けようと思っても、何から手をつければいいのかわからない。収納グッズを買ってみたけど、逆にごちゃついてしまった。そんな経験、ありませんか?
実はこれ、多くの人がハマる収納の落とし穴なんです。
この記事では、整理収納の専門家が教える「リバウンドしない片付けのコツ」と、それに本当に役立つプラス収納用品を厳選してご紹介します。場所別の具体的なアイデアも盛り込みました。読み終える頃には、部屋も頭の中もすっきり整理されているはずです。
なぜ片付けに失敗するのか。収納の3大原則を知ろう
グッズを買う前に、まずは考え方を変えてみませんか。片付けに失敗する理由のほとんどは、この3つの原則を無視しているからです。
原則1:モノの定位置を決める
「とりあえず」で置いた物が散らかりの原因に。すべての持ち物に住所を与えるつもりで、定位置を決めましょう。家族で共有するなら、ラベリングが効果的です。
原則2:使用頻度で高さを使い分ける
人間工学でも証明されている「ゴールデンゾーン」の考え方。毎日使う物は腰から胸の高さに、週1回ならその上か下に、年に数回の季節物は一番高い場所や奥に収納するだけで、日常の動作が驚くほどスムーズになります。
原則3:収納率は7割まで
パンパンに詰め込むと出し入れが面倒になり、結局そこらに置きっぱなしに。新しい収納用品を買う前に、まずは不要な物を手放すことが最優先です。
この原則を踏まえた上で、次の章から具体的なグッズ選びに入っていきましょう。
プラス収納用品の選び方。プロが重視する3つのポイント
収納用品は種類が多すぎて迷いますよね。私がクライアントに必ずお伝えするのは、次の3つです。
サイズを「ジャストフィット」させる
収納スペースの寸法を測らずに買うのは絶対にNG。特にクローゼットやシンク下は、1cmの差で扉が閉まらなくなることも。奥行き・幅・高さをメモしてから選びましょう。
色と素材を統一する
ホワイト、ナチュラル、クリア。このどれかに統一するだけで、部屋の印象は激変します。生活感を隠したいなら半透明やホワイトのボックスを。中身が把握しやすい方がいいならクリアタイプを選んでください。
積み重ね・組み合わせの自由度
将来的に引っ越したり家族構成が変わったりすることを考えて、スタッキングできるタイプがおすすめです。連結パーツで固定できるものだと、なお安心です。
衣類収納にはコレ。プラスチックチェストのおすすめ3選
衣類の収納で最も失敗が少ないのが、引き出し式のプラスチックチェストです。比較テストでも高評価だった製品を紹介します。
1. 山善 中が透けない壁付きチェスト ワイド 4段
奥の物までスムーズに取り出せるレール構造がとにかく優秀。引き出しを全開にしても落下しにくいストッパー付きで、小さなお子さんがいる家庭でも安心です。何より中身が透けにくいマットな質感で、生活感をしっかり隠せます。
2. 天馬 フィッツプラス 4段
収納用品の定番中の定番。デザイン性と耐久性のバランスが良く、長く使えます。カラーバリエーションも豊富で、インテリアに合わせて選べるのが魅力です。
3. 無印良品 PP衣装ケース引出式
クローゼットや押入れにジャストフィットするサイズ展開が秀逸。同じ無印良品のインナーケースと組み合わせれば、引き出しの中をさらに細かく仕切れます。半透明タイプは、どこに何があるかぼんやりわかる絶妙な透け感です。
デッドスペースを味方につける。スタックボックスとファイルボックス
どんな家にも必ずある、使いにくい空間。そこを収納に変えるのがスタックボックスとファイルボックスの役割です。
シンク下にはファイルボックスを
鍋やフライパン、まな板などを「立てる収納」にすると、驚くほど取り出しやすくなります。A4サイズのファイルボックスがシンデレラフィットすることも多いので、採寸してみてください。
冷蔵庫・冷凍庫にも応用できる
冷凍庫で迷子になる食品、ありませんか?100均のブックエンドや小さめのファイルボックスを使って縦置きにすれば、在庫管理が一瞬でできるようになります。
無印良品の「PPユニットシェルフ」との組み合わせも
スタックボックスとユニットシェルフを組み合わせれば、壁面を丸ごとオリジナルの収納棚に変えられます。模様替えも自由自在です。
デスク周りのごちゃつき解消。「見せる収納」と「隠す収納」のバランス
在宅ワークが増えた今、デスク周りの散らかりは集中力の大敵です。
よく使う物は「見せる収納」で
ペンやハサミなど、1日に何度も使う物は、おしゃれなツールスタンドに立てて手元に置きましょう。動線を最短にすることが生産性アップの秘訣です。
コード類や予備文具は「隠す収納」で
ごちゃつきの元凶はコードとストック品。ふた付きボックスにまとめてラベリングすれば、必要な時にだけサッと出せます。
セリアの「DESK LABO」シリーズ
セリア DESK LABOは、連結パーツで自由にレイアウトを変えられるシリーズ。プチプラなのにデザインが洗練されていて、デスク上が一気に整います。
リビングの生活感を消す。フタ付き収納ボックスで完璧に隠す
リビングには、リモコンやティッシュ、子どものおもちゃなど、なんとなく出しっぱなしになる物が集中しがちです。これらを一気に解決するのがフタ付き収納ボックス。
素材の選び方
プラスチック製は丈夫で積み重ねても型崩れしません。ファブリック製は通気性が良く折りたためるので、使わない時はコンパクトに。見せる収納としても使えるデザインなら、部屋のアクセントにもなります。
おもちゃ収納には「投げ込み収納」を
片付けのハードルを下げるには、子どもが自分でポイポイ投げ込めるボックスが正解。ふたは軽いものか、思い切ってふたなしにするのも手です。
プラス収納用品で、散らからない部屋は一生モノのスキルになる
いかがでしたか?
最後にもう一度お伝えしたいのは、収納用品は「買って終わり」ではないということ。大事なのは、まず不要な物を減らし、残った大切な物に定位置を与えること。そのために最適なグッズを選ぶことです。
今回ご紹介したプラス収納用品は、すべてその考え方に基づいて選びました。どれかひとつでも、あなたの部屋がもっと快適になるきっかけになれば嬉しいです。
片付けは一生使えるライフスキルです。ぜひ今日から、小さなスペースで実践してみてくださいね。
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