かぎ針収納ケースの編み方|初心者でも簡単!おしゃれな手作りケースで道具をスッキリ整理

収納ケース

はじめに

かぎ針編みをしていると、気づけば増えているのがかぎ針そのもの。気に入ったサイズや持ち手の違うものを買い足しているうちに、引き出しの中でバラバラになってしまいがちです。使いたい号数をサッと取り出せずにイライラした経験、ありませんか?そんな悩みを解消してくれるのが、自分で編むかぎ針収納ケース。この記事では、編み物初心者でも無理なく作れて、かつ実用的に使えるケースの編み方をたっぷりとご紹介します。

なぜ手作りの収納ケースがおすすめなのか

市販のペンケースやポーチで代用しようとすると、長さが微妙に合わなかったり、針先が布地を貫通してしまったりと意外とトラブルが多いもの。手作りする最大のメリットは、手持ちのかぎ針にぴったり合わせたサイズで作れることです。ポケットの深さや幅を自分好みに調整できるので、取り出しやすさは段違い。さらに、余り糸の活用にもなりますし、編む工程そのものが楽しい時間になります。

どんな糸を選べばいい?素材選びのコツ

かぎ針収納ケースを編むとき、糸選びは見た目以上に大切です。まずおすすめしたいのが、ハマナカ エコアンダリヤのような紙糸。軽くてハリがあり、針先が引っかかりにくいのが特長です。水洗いできるので、手芸道具を清潔に保ちたい方にぴったり。

しっとりした布地のような仕上がりを求めるなら、ダルマ レース糸 #20がおすすめ。細編みでぎっしり編むことで、市販の布ケースにも負けない丈夫さになります。練習用として気軽に始めたい方は、ダイソー リサイクルコットンのような100均のコットン糸もありです。コストを気にせず編めるので、まずは試作品として編んでみるのも良いでしょう。

裏地をつける場合は、ダイソー 接着芯付きフェルトを使えば、初心者でも縫い付けが簡単。ポケット部分の補強にもなります。

これだけあれば大丈夫!準備する材料と道具

基本の材料は次のとおりです。

  • お好みの糸
  • 糸に合ったサイズのかぎ針
  • とじ針
  • ボタンやマグネットホック(開閉しやすいのはマグネットホックが断然便利です)
  • 布用接着剤(仮止めにあると作業がはかどります)

サイズ調整を考えると、メジャーもあると良いですね。お手持ちのかぎ針のなかで一番長いものを基準に、ケースの縦幅を決めてください。

初心者さん向け!シンプルブック型ケースの編み方

ここからは具体的な編み方を、手順を追って説明します。まずはもっとも基本的なブック型。広げるとかぎ針が一覧できて、閉じればコンパクトになる、あの形です。

1. 本体を編む

作り目は、収納したいかぎ針の本数と長さで決めます。たとえば8本収納で、針の長さが15cmの場合。くさり編みを35目ほど作り、細編みでひたすら往復編みしていきます。横幅は、かぎ針を横に並べた幅の2倍に折り返し分のゆとりをプラスして計算すると失敗しません。指定の長さまで編めたら糸を切り、端の始末をします。

2. ポケットを作る

ポケットになる部分は、本体横幅の半分ほどの編み地をもう一枚編みます。ここでひと工夫。ポケットの口を真っ直ぐではなく、わずかに斜めに編むのが使いやすさの秘訣です。端から数目ごとに段をずらしていくと、斜めカットのポケットができあがります。こうすることで、かぎ針の頭がひっかかりにくく、スッと取り出せるようになります。

3. 仕立てる

本体にポケットを重ね、両端と底をとじ針でかがります。ポケット内を仕切るステッチを何本か入れると、かぎ針がバラけずきれいに収まります。最後にマグネットホックをつけて完成です。ふたを閉じれば、くるっと巻いた状態でバッグにすっぽり収まります。

アレンジ案:100均グッズと組み合わせてもっと手軽に

「本体を全部編むのはちょっとハードルが高いかも」という方におすすめしたいのが、既製品との合わせ技です。たとえば無印良品 ペンケースや100均の布製ペンケースを土台にして、そこに編んだポケットを貼り付ける方法。布用接着剤でぴたっと貼りつければ、編む面積がぐっと減ります。既製品のファスナーや仕切りをそのまま活かせるので、完成度も上がります。YouTubeでも人気のこの手法、ずぼら編み物好きにはたまらない時短テクです。

使ってわかった!手作りケースのリアルな感想

実際にブック型のケースを半年ほど使ってみた感想をお伝えします。良い点は、やはり取り出しやすさ。特に斜めポケットにしたおかげで、片手でするっと抜ける感覚は病みつきです。一方で気になったのは、白い糸で編んだために手垢が少し目立つようになったこと。濃いめの色か、そもそも洗える紙糸を選べばよかったと少し後悔しています。あと、かぎ針が増えすぎてポケットが足りなくなったのは、嬉しい悲鳴ということで。

よくある失敗とその対処法

手作りあるあるの失敗をいくつか共有します。

  • ポケットがきつすぎる:かぎ針の持ち手部分が太いタイプだと入りません。あらかじめ一番太い針で試してから仕切りの幅を決めましょう。
  • ふたが短すぎる:かぎ針の長さを測るとき、針先のカーブまで考慮しないと、ふたが閉まらなくなります。余裕をもったサイズ設計を。
  • 編み地が伸びてしまう:柔らかすぎる糸を使うと、かぎ針の重みでポケットがだらんと伸びてしまいます。ある程度ハリのある糸を選び、きつめの手加減で編むのがコツです。

上級者向け:くるくる巻きのロールタイプにも挑戦

ブック型に慣れたら、ロールタイプも面白いですよ。広げるとまるで寿司巻きのような形で、紐を結んで持ち運びます。ただ、実際に使っている人の声を聞くと、「広げるスペースが必要で、ちょっとしたときに取り出しにくい」という意見もちらほら。見た目のかわいさ重視なら断然ロールタイプ、使い勝手重視ならブック型、と割り切って選ぶのが良さそうです。

さいごに:かぎ針収納ケースの編み方で、編み物時間をもっと快適に

道具を整えることは、編み物の楽しさを何倍にもしてくれます。自分で編んだかぎ針収納ケースなら、愛着もひとしお。必要な糸の量も少なく、余り糸の消費にもぴったりです。この記事で紹介した編み方を参考に、世界にひとつだけのケースをぜひ作り上げてください。道具がスッキリすれば、次の作品へのやる気もきっと湧いてくるはずです。

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