クローゼットやパントリーの棚。せっかく収納を買ったのに、なぜか奥のスペースがスカスカ。手を伸ばしても届かなくて、気づけば手前だけに物がぎゅうぎゅう詰め。そんな経験、ありませんか?
実はそれ、奥行に合わないケースを選んでいるのが原因かもしれません。今回は、そんな悩みを解決する「奥行60cm収納ケース」の選び方とおすすめ商品をご紹介します。この記事を読めば、もうデッドスペースに悩まされることはなくなりますよ。
なぜ奥行60cmの収納ケースが必要なのか
日本の一般的なクローゼットやパントリーの棚板。その奥行、ほとんどが60cmなんです。つまり、家にある収納スペースの多くは、このサイズを基準に設計されています。
なのに、適当なケースを買ってしまうと、奥に15cmも20cmも空間が余ってしまう。その結果、奥に物を押し込んで取り出せなくなる悪循環に陥るわけです。
「奥行60cm」と一口に言っても、実は製品によって微妙にサイズが異なります。59.5cmのものもあれば、ぴったり60cmのものもある。この数ミリの差が、シンデレラフィットするか、はみ出してイライラするかの分かれ道になるんです。
失敗しないための3つのチェックポイント
実寸を必ず確認する
これ、本当に大事です。カタログに「奥行60cm」と書いてあっても、それはあくまで目安。実際に商品ページの詳細寸法を見ると、59.5cmだったり60.5cmだったりします。
例えば、無印良品のポリプロピレン頑丈収納ボックスは実寸がほぼ60cmぴったり。棚にジャストフィットさせたい人に向いています。一方、ニトリのNポルダは59.5cm設計で、わずかに余裕がある分、出し入れがスムーズ。どちらが自分に合うか、しっかり考えて選びましょう。
出し入れの導線で選ぶ
収納ケースには大きく3つの取り出し方があります。
上から取り出すタイプは、上に物を積めないのがデメリット。でも、軽いものや頻繁に使わないものには十分です。
引き出し式は、腰から下の位置に置くのに最適。引き出しを開ければ、奥の物もさっと取れます。無印良品のポリプロピレン収納ケース引出式・大がまさにこのタイプ。スタッキングしても引き出しの動きがスムーズで、長く愛用している人が多いんです。
取っ手付きは、頭上や高い棚に置く場合に便利。山崎実業のラックシリーズ収納ボックスは、大きくて握りやすい取っ手が特徴です。キッチンの吊戸棚に置いて、さっと引き出せます。
素材と強度を見極める
重いものを入れるなら、リブ構造で補強されたポリプロピレン製が安心です。かさばる布団や衣類なら、不織布タイプの通気性の良い素材を選ぶとカビ防止になります。
100円ショップのケースで済ませたくなる気持ち、わかります。でも、奥行60cmのケースは奥まで手を伸ばす分、出し入れの際に力がかかりやすい。耐久性の低いケースだと、すぐに変形したり引き出しが引っかかったりして、結局買い替えるハメになります。
収納シーン別おすすめ8選
衣類・布団の収納に
まずは無印良品のポリプロピレン頑丈収納ボックス大。幅39×奥行60×高さ37cm。このケースのすごいところは、横からも前からも開けられる2WAY仕様。布団やオフシーズンの衣類をたっぷり収納できます。スタッキングしてもぐらつかず、クローゼットの奥行にぴったり収まると高評価です。
同じく無印良品のポリプロピレン収納ケース引出式・大は、幅44×奥行60×高さ30cm。ホワイトグレーとクリアから選べて、中身が見えるから衣替えの時もスムーズ。シリーズで揃えれば、クローゼットの中がすっきり統一感のある空間になります。
パントリーやキッチンに
ニトリのNポルダ引出しディープは、幅35×奥行60×高さ23.5cm。フレームがしっかりしていて、缶詰やペットボトル飲料など重いものを入れてもたわみません。パントリーの棚板にシンデレラフィットするサイズ感が口コミで人気です。
高い場所に置くなら、山崎実業のラックシリーズ収納ボックス。幅34×奥行60×高さ22cmと浅型で、吊戸棚にぴったり。取っ手を引けば、踏み台に乗らなくてもさっと取り出せます。キッチンツールやストック食品の収納に重宝します。
床下やデッドスペースに
ライクイットのマルチコンテナキャスター付きは、奥行59.8cmと絶妙なサイズ。キャスターがついているから、棚の奥にしまってもスッと引き出せます。腰をかがめて奥の物を探すストレスから解放されますよ。幅30×高さ24.7cmとコンパクトで、洗面所や脱衣所の隙間にもおすすめです。
コスパ重視派に
カインズのふた付き収納ボックス深型は、シンプルながら丈夫なつくり。幅36×奥行60×高さ30cmで、価格も手頃。取っ手が両端についていて、上からでも横からでも取り出せます。とりあえず試してみたい方にぴったり。
透明で中身を把握したい方に
アイリスオーヤマのクリア収納ボックスは、奥行60cmのクリアタイプ。上蓋がロック式で、ほこりの侵入を防ぎます。中身が透けて見えるから、ラベルを貼らなくても何が入っているか一目瞭然。シーズンオフの衣類や予備のタオルなど、長期保管に向いています。
おしゃれな見せる収納に
最後に、サンワサプライのファブリック収納ボックス。奥行60cmの布製で、リビングに置いても違和感のないデザイン。おもちゃやDVD、ブランケットなど、生活感のあるものをさりげなく隠したい時に便利です。
奥行60cm収納ケースを最大限活用するコツ
奥と手前を二段構えにしない
これ、整理収納アドバイザーが口を揃えて言う鉄則です。奥行60cmあると、つい奥にも手前にも別のケースを置きたくなります。でも、それだと奥のケースを取り出すのに手前のケースをどかす手間が発生。結局、奥のものは永遠に使われないまま眠ることに。
基本は、ワンアクションで取り出せる状態をキープ。どうしても収納力を上げたいなら、手前にキャスター付きケース、奥に季節物というように、使う頻度でゾーニングするのがおすすめです。
ラベリングで「見える化」を徹底する
ケースに何が入っているか、外からパッとわかりますか? クリアタイプならある程度中身が見えますが、白や布製のケースだと全くわかりません。ラベルライターやマスキングテープで中身を表示しておけば、家族みんなが元の場所に戻せるようになります。
引き出しの正面だけでなく、上から見た時にわかるように天面にもラベルを貼っておくと、スタッキングした時にも便利です。
通気性に気を配る
布団や衣類をしまう時、意外と見落としがちなのが湿気対策。密閉性の高いポリプロピレン製ケースは便利ですが、湿気がこもるとカビの原因になります。乾燥剤を一緒に入れたり、定期的に蓋を開けて換気したりと、ちょっとした気配りで長く気持ちよく使えます。
あなたにぴったりの奥行60cm収納ケースを見つけよう
さて、ここまで奥行60cm収納ケースの選び方からおすすめ商品、活用のコツまでお話ししてきました。
実寸を確認すること。出し入れの導線をイメージすること。素材と強度を用途で選ぶこと。この3つを押さえれば、もうデッドスペースに悩むことはありません。
クローゼットもパントリーも、家にある収納スペースのほとんどは奥行60cm。このサイズを制する者が、収納を制すると言っても過言ではありません。ぜひ今日から、あなたのスペースにぴったりの奥行60cm収納ケースで、すっきり快適な暮らしを手に入れてくださいね。
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