キッチンの収納で悩むことのひとつに、食器の保管場所がありますよね。普段使う食器は食器棚にしまっているけれど、使う頻度が少ないお皿やお椀、来客用の食器などはどうしてもホコリが気になってしまう……。そんなときに役立つのが「フタ付きの食器収納ケース」です。
フタ付きならホコリや虫の侵入を防ぎ、食器を清潔な状態で保管できます。また、積み重ねて収納できるタイプなら、限られたスペースも有効活用できます。
この記事では、フタ付き食器収納ケースの選び方のポイントを整理し、実際に購入できる商品を紹介します。自分に合ったケースを見つけるための判断材料にしてください。
フタ付き食器収納ケースの選び方
フタ付きの食器収納ケースを選ぶときは、以下の3つのポイントを基準にすると選びやすくなります。
素材で選ぶ
収納ケースの素材は、大きく分けてプラスチック製、布製(ファブリック)、天然素材(木製)の3種類があります。
プラスチック製は耐久性が高く、密閉性にも優れています。キッチン周りで使うことが多い食器収納では、汚れが付いても拭き取りやすいのが魅力です。一方で、通気性がほとんどないため、湿気がこもりやすいという一面もあります。特に長期間の保管をする場合は、乾燥剤を一緒に入れるなどの工夫が役立つでしょう。
布製(ファブリック)は軽量で、使わないときは折りたたんでコンパクトにできるものが多いです。通気性があるため湿気がこもりにくく、クローゼットやパントリーの中での収納に向いています。ただし、水回りでの使用や、頻繁に取り出す場所での使用にはあまり向きません。長く使うとホコリが付着しやすくなる点も覚えておいてください。
天然素材(木製)の代表格は桐材です。桐は通気性が良く、湿気を調整する性質があるため、食器の保管に適していると言われています。高級感のある見た目で、和風のインテリアにも馴染みやすいのが特徴です。お盆としても使える箱膳タイプなら、来客時の配膳にも活用できます。デメリットは価格が高めで、水に弱いこと。キッチンのシンク周りではなく、食器棚の中やリビングの収納での使用が基本になります。
フタのタイプで選ぶ
フタの開閉方法も、使い勝手に大きく影響します。主に「上開きタイプ」と「前開きタイプ」があります。
上開きタイプは、フタを上に持ち上げて開ける方式です。積み重ねて収納しやすく、使わないときはフタを閉めておけばホコリや虫をしっかりガードできます。ただし、頻繁に取り出す食器を入れる場合、いちいちフタを開けるのが少し手間に感じることもあります。長期保管用の食器や、シーズンものの食器に向いています。
前開きタイプは、引き出しのように前にスライドさせて開ける方式です。出し入れがスムーズで、毎日使う食器の収納にぴったり。キッチンカウンターの下や、食器棚の空いたスペースに置いて使うと便利です。ただ、前開き構造のため、積み重ねにはあまり向いていない場合もあります。設置場所の奥行きを確認してから選びましょう。
サイズと機能で選ぶ
収納したい食器のサイズに合わせてケースを選ぶのは基本中の基本です。特に注意したいのが「内寸」です。外寸だけを見て購入すると、思っていたよりお皿が入らなかった、という失敗につながります。
事前に収納したい食器のサイズを測っておきましょう。直径何cmの平皿を何枚、深さのある丼を何個、といった具体的なイメージを持っておくとスムーズです。
また、以下のような機能もチェックしておくと役立ちます。
- 仕切りの有無:小皿やカップを立てて収納できるタイプは、取り出しやすさが違います。
- キャスターの有無:重くなりがちな食器収納には、移動できるキャスター付きも便利です。
- 取っ手の有無:ケースごと棚から出し入れするなら、取っ手があると持ち運びが楽です。
- 積み重ね可能か:収納スペースが限られている場合は、積み重ねられるデザインを選ぶと空間を有効に使えます。
フタ付き食器収納ケースのおすすめ商品
ここからは、実際に購入できるフタ付き食器収納ケースを紹介します。それぞれ特徴が異なるので、自分の使い方や収納場所に合ったものを選んでください。
1. メロディー フードケース
調味料や乾物、ベビー用品などの小物収納に適したケースです。
透明なフード(フタ)が付いており、中身がひと目で確認できるのが特徴。ホコリや虫の侵入を防ぎながら、何が入っているかすぐに分かるので、ストック品の管理がしやすくなります。
素材はポリスチレンやポリプロピレンなどのプラスチック製で、軽くて扱いやすいのもポイントです。キッチンの引き出しの中や、パントリーの棚に置いて使うのに向いています。
向いている人:調味料のストックや乾物、離乳食などのベビー用品を清潔に保管したい人。中身を確認しながら収納したい人。
向いていない人:大皿やボウルなど大きな食器を収納したい人。このケースは小物向けのサイズ感のため、大型食器には使えません。
注意点:プラスチック製のため、衝撃に弱い場合があります。積み重ね可能かどうかは製品によって異なるので、購入前に確認しましょう。
2. 水切りかごタイプの食器収納ケース
洗った食器を乾かしながら、そのままホコリを防いで保管できる水切りかごタイプです。
シンク上に置いて使うことを前提に設計されており、メッシュ構造で水切れが良いものが多いです。抗菌加工が施された製品もあり、衛生面に配慮した設計になっています。
フタが付いていることで、乾燥中の食器にホコリが付くのを防げるだけでなく、カウンター周りをスッキリと見せられるのもメリットです。
向いている人:キッチンの乾燥スペースを有効活用し、かつ清潔に保ちたい人。洗った食器をその場で乾かして片付けたい人。
向いていない人:食器棚の中にしまい込むタイプの収納を探している人。あくまでシンク上で使うスタイルの製品です。
注意点:濡れた食器を密閉状態で長時間放置するとカビの原因になることがあります。通気性を確保しながら使うことが大切です。製品によってサイズや機能(箸立ての有無など)が大きく異なるので、シンク周りのスペースを測ってから選びましょう。
3. 桐材 箱膳 (ケンホープ)
日本製の桐材を使用した、高級感のある箱膳タイプの収納ケースです。お盆としても使える設計で、来客時の配膳や、普段使いの食器を美しく見せる収納としても活躍します。
天然素材ならではの風合いがあり、和風インテリアやナチュラルテイストのキッチンにぴったり。桐は通気性が良く、湿気を調整する効果が期待できるため、食器の保管に適した素材として知られています。
サイズ展開があり、小(W320×D180×H140mm)、中(W320×D260×H140mm)、大(W340×D340×H220mm)から選べます。収納する食器の量や用途に合わせて選択可能です。
向いている人:和風やナチュラルなインテリアを好む人。食事の配膳や来客時のおもてなしにも使える収納を探している人。天然素材の風合いを楽しみたい人。
向いていない人:予算を抑えたい人。頻繁に水洗いするような使い方をしたい人(木製のため水回りでの使用は不向きです)。
注意点:天然素材のため、直射日光や高温多湿の場所での長期保管は避けたほうが無難です。キッチンのシンク周りではなく、食器棚の中やリビングの収納スペースでの使用が適しています。価格は受注生産の可能性もあるため、購入時に販売ページで最新情報を確認してください。
食器収納には汎用ボックスも選択肢になる
ここまで食器専用の収納ケースを中心に紹介してきましたが、ニトリなどで販売されている一般的なフタ付き収納ボックスも、食器収納の選択肢のひとつです。
プラスチック製や布製の汎用ボックスは、種類が豊富で価格も手頃なものが多いのが特徴。積み重ね可能なデザインも多く、クローゼットやパントリーでの大容量収納に向いています。
ただし、食器専用設計ではないため、仕切りがなかったり、食器の収納に最適なサイズでない場合があります。キッチンで毎日使う食器をスマートに収納したいのか、あまり使わない食器をまとめて保管したいのか、目的に合わせて選びましょう。
よくある質問と注意点
フタ付き収納ケースは密閉性が高いほど良い?
必ずしもそうとは限りません。密閉性が高いとホコリや虫の侵入を防げる反面、湿気がこもりやすくなります。特にプラスチック製の密閉タイプは、長期間食器を入れたままにするとカビの原因になることも。収納場所の環境や、保管する食器の状態(しっかり乾燥しているか)を考慮して選びましょう。
収納ケースを選ぶ前に必ず確認すべきことは?
まず、収納したい食器のサイズと、ケースを置く場所の寸法を測ることです。特に内寸は外寸よりも重要。お皿の直径や高さを確認してから選ぶと失敗が減ります。また、積み重ねて使う場合は、安定性や耐荷重も気にしておきたいポイントです。
フタ付き収納ケースはどこで購入できる?
紹介した商品は、モノタロウや楽天市場、ニトリなどの通販サイトで購入できます。実物を確認したい場合は、ホームセンターや家具店の店頭でも取り扱いがあります。価格や在庫は変動するため、購入時は各販売ページで最新情報を確認してください。
まとめ:自分の使い方に合ったフタ付き食器収納ケースを選ぼう
フタ付きの食器収納ケースは、食器をホコリや虫から守り、清潔に保管するための便利なアイテムです。
選び方のポイントは、素材(プラスチック・布・木)、フタのタイプ(上開き・前開き)、サイズと機能の3つ。それぞれにメリットとデメリットがあるので、自分の収納スタイルや使う場所に合わせて選ぶことが大切です。
今回紹介した商品は、以下のような特徴を持っています。
- メロディー フードケース:小物収納に便利な透明フタ付きケース
- 水切りかごタイプの食器収納ケース:シンク上で乾燥&収納を両立
- 桐材 箱膳 (ケンホープ):高級感のある天然素材の収納ケース
いずれも実在する商品であり、それぞれに向いている人と向いていない人があります。価格や仕様は変更される場合があるため、購入前に公式販売ページで最新情報を必ず確認してください。
自分が何を収納したいのか、どこに置くのかを明確にして、最適なフタ付き食器収納ケースを見つけてください。
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