SEO対策を始めようと思ったとき、最初にぶつかる壁が「どのキーワードを狙えばいいのかわからない」という問題です。
「とりあえず思いついた単語を記事に詰め込めばいいんでしょ?」と思っている方もいるかもしれません。でも、それだと検索エンジンに評価されないどころか、逆効果になることもあります。
この記事では、SEO対策における「対策キーワード」の基本的な意味から、具体的な選定方法、おすすめのツールまでをわかりやすく解説していきます。初心者の方でも、この記事を読めば明日からキーワード選定ができるようになりますよ。
SEO対策におけるキーワードとは?
まずは基本から。SEO対策の文脈で「キーワード」と呼ばれるものは、ユーザーが検索エンジンに入力する単語やフレーズのことを指します。
例えば、あなたが「カフェ おすすめ 東京」と検索したとします。この「カフェ おすすめ 東京」がキーワードです。そして、そのキーワードで検索した人があなたの記事を見つけてくれるように工夫することが、SEO対策の基本になります。
重要なのは、ユーザーが何を知りたくて、何を解決したくてそのキーワードを検索したのか、という「検索意図」を理解することです。検索意図を無視したキーワード選定は、せっかく記事を書いても読まれない原因になります。
キーワードには種類がある
キーワードと一口に言っても、いくつかの種類があります。それぞれの特徴を理解しておきましょう。
ビッグキーワード
月間の検索ボリュームが1万以上の単語のことを指します。例えば「SEO」や「ダイエット」のような、とても多くの人が検索するキーワードです。
メリットは集客効果が非常に大きいこと。でもその分、競合が多くて新規サイトが上位表示を狙うのはとても難しいのが現実です。
ミドルキーワード
月間の検索ボリュームが1,000〜1万程度の複合語です。「SEO 対策」や「ダイエット 方法」のような、ビッグキーワードよりは特定のテーマに絞られた言葉になります。
ビッグキーワードよりは上位表示を狙いやすく、集客効果もそこそこ期待できます。バランスの良いキーワードとも言えますね。
ロングテールキーワード
3語以上の組み合わせで、月間の検索ボリュームが少ないキーワードです。「SEO キーワード 選び方 初心者」のように、かなり具体的な検索クエリがこれにあたります。
1つあたりの検索ボリュームは少ないですが、競合が少ないので上位表示が狙いやすいのが特徴です。さらに、検索するユーザーの意図が明確なので、コンバージョン率も高い傾向にあります。
特に初心者や新規サイトの場合は、まずこのロングテールキーワードから対策を始めるのがおすすめです。小さなキーワードをたくさん積み重ねていくことで、着実にアクセスを増やしていくことができます。
効果的なキーワード選定の手順
では、実際にどのようにキーワードを選んでいけばいいのでしょうか。ここからは具体的な手順を紹介します。
1. テーマを決めてメインキーワードを設定する
まずは「何について書くのか」という大枠のテーマを決めましょう。そして、そのテーマを表すメインとなるキーワードを設定します。
例えば「SEO対策」というテーマなら、「SEO 対策」や「SEO 初心者」などがメインキーワードになりえます。
このとき、漠然と「SEO」というビッグキーワードだけを狙うのではなく、自分が書ける範囲で具体的なテーマに絞ることが大切です。
2. 関連キーワードを洗い出す
メインキーワードが決まったら、それに関連するキーワードをたくさん集めていきます。ここで役立つのが、Googleの検索窓にキーワードを入れたときに表示されるサジェスト機能や、関連キーワードが表示される「関連検索」の欄です。
また、競合サイトを見るのも効果的です。検索結果で上位に表示されているサイトが、どんなキーワードを使っているのかをチェックしてみましょう。
3. キーワードを評価して絞り込む
集めたキーワードを、以下のような観点から評価していきます。
- 検索ボリューム:どれくらいの人が検索しているか
- 競合性:どれくらいのサイトが対策しているか
- 検索意図の明確さ:ユーザーが何を求めているかがはっきりしているか
- 自分のサイトとの関連性:自分のコンテンツと合っているか
この評価をすることで、どのキーワードを優先的に対策するかが見えてきます。
4. ユーザーの検索意図を深掘りする
キーワードを選ぶときに最も重要なのが、そのキーワードで検索する人が「何を知りたくて」「どんな状態になりたくて」検索しているのかを理解することです。
例えば「SEO 対策」というキーワードでも「SEO対策をこれから始めたい初心者」なのか「すでにある程度やっているけどもっと伸ばしたい中級者」なのかで、求める情報はまったく違います。
ペルソナ(理想的な読者像)を設定して、その人が何に困っていて、どんな情報を必要としているのかを考えると、より適切なキーワードが選べるようになります。
5. 記事構成に落とし込む
選んだキーワードを実際の記事にどう配置するかを考えます。ここで気をつけたいのが「キーワードをただ詰め込むだけ」という昔ながらの手法です。
現在のSEOでは、特定のキーワードを不自然に何度も繰り返す「キーワードスタッフィング」は、検索エンジンからペナルティを受ける危険な行為とされています。
大切なのは、キーワードを自然な形で記事に含めつつ、ユーザーにとって価値のある情報を届けること。キーワードだけでなく、関連する言葉(共起語)も含めて、テーマについて深く掘り下げた内容を作りましょう。
6. 定期的に見直す
キーワード選定は一度やったら終わり、ではありません。SEOのトレンドやユーザーの検索行動は日々変化しています。定期的に自分の狙っているキーワードの状況をチェックし、必要に応じて見直していくことが大切です。
キーワード調査に使えるツール
効率的にキーワード調査をするなら、ツールの活用がおすすめです。ここでは無料で使えるものを中心に紹介します。
ラッコキーワード
無料で使えるキーワード調査ツールの代表格です。Googleのサジェストキーワードを一括で取得でき、関連キーワードを大量に収集するのに便利です。
特に、あるキーワードからどんな関連ワードが検索されているかを知りたいときに重宝します。無料版でも十分な機能がありますよ。
Googleキーワードプランナー
Googleが提供する公式のキーワード調査ツールです。本来はGoogle広告用のツールですが、SEOのキーワード調査にも活用できます。
検索ボリュームの目安や、関連キーワードの提案を得られるのが大きなメリットです。ただし、利用にはGoogle広告のアカウントが必要になります。
Googleトレンド
キーワードの検索トレンドを時系列で確認できるツールです。季節性のあるキーワードなのか、今流行しているキーワードなのかを知るのに役立ちます。
特定のテーマの盛り上がりを把握したいときにも便利ですよ。
aramakijake.jp
キーワードの月間検索数と、順位別の流入予測数を確認できる無料ツールです。狙っているキーワードで上位表示された場合に、どれくらいのアクセスが見込めるのかを大まかに把握できます。
あくまで予測値ではありますが、優先順位をつける際の判断材料になります。
rishirikonbu.jp
SEO対策の難易度をチェックできる無料ツールです。狙っているキーワードがどれくらい競争が激しいのかを確認できます。
これらのツールを組み合わせて使うことで、より精度の高いキーワード選定ができるようになります。
キーワード選定でよくある失敗と注意点
最後に、キーワード選定で初心者がやりがちな失敗と、それを避けるための注意点をまとめておきます。
検索意図を無視する
一番多い失敗が、検索意図を考えずに検索ボリュームだけでキーワードを選んでしまうことです。せっかくアクセスが来ても、記事の内容が求めているものと違っていれば、すぐに離脱されてしまいます。
キーワードを選ぶときは必ず「このキーワードで検索する人は何を求めているのか」を想像するようにしましょう。
キーワードを詰め込みすぎる
「とにかくキーワードをたくさん入れればいい」という考えは危険です。不自然にキーワードを繰り返すと、検索エンジンからスパム扱いされる可能性があります。
キーワードは自然な形で、かつ必要十分な数だけ含めるように心がけましょう。
難しすぎるキーワードに挑戦する
新規サイトや初心者がいきなりビッグキーワードを狙うのは、ほぼ確実に失敗します。まずはロングテールキーワードから始めて、少しずつ狙うキーワードの幅を広げていくのがおすすめです。
一度決めたら見直さない
SEOは変化の速い分野です。半年や1年前に効果的だったキーワードが、今も同じように効果的とは限りません。定期的にキーワード戦略を見直す時間を作りましょう。
まとめ
SEO対策キーワードの選定は、SEO施策の土台となるとても重要なプロセスです。
- キーワードにはビッグ、ミドル、ロングテールの3種類があり、それぞれ特徴が異なる
- 初心者は競合が少ないロングテールキーワードから始めるのがおすすめ
- キーワード選定はメインキーワードの設定→関連キーワードの収集→評価と絞り込みの順で進める
- キーワードの詰め込み(スタッフィング)はペナルティ対象なので絶対に避ける
- 無料ツールを活用すると効率的に調査できる
- 一度決めたら終わりではなく、定期的に見直すことが大切
最初から完璧なキーワード選定をするのは難しいです。まずはこの記事で紹介した手順を参考に、小さなキーワードからでいいので実際に選定してみてください。実践を重ねることで、徐々に感覚が身についていきますよ。
SEO対策で最初の一歩を踏み出すなら、今日からキーワード選定を始めてみましょう。

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