「収納用品 どこで買う?」。これ、本当によく聞かれる質問です。

収納用品

正直なところ、正解は「あなたが何を、どこに収めたいか」で全部変わってくるんですよね。

でも、選択肢が多すぎて迷子になりますよね。
無印良品、ニトリ、100均、IKEA…。
「デザインは最高だけど高い」「安いけどすぐ壊れそう」「そもそもサイズが合わなかった」なんて失敗、誰だってしたくないはず。

この記事では、整理収納のプロの考え方をお借りして、失敗しないための「買う前にやること」 と、「場所別の最適解」 を会話形式でお伝えします。
これを読めば、「収納用品はどこで買うのか」問題に、今日で終止符を打てます。

収納用品を買う前に。プロが絶対にやらない3つの失敗

「よし、収納用品を買いに行くぞ!」
ちょっと待ってください。その熱意、空回りするかもしれません。
僕たちがまずやりがちな、そしてプロが絶対にやらないことが3つあります。

1. モノの全量を把握せずに買いに行く

これ、最大の罠です。
クローゼットや引き出しの中身、全部把握していますか?

プロはまず、「全出し」 から始めます。
収納したい場所のモノを、床にぜーんぶ広げる。
そこで初めて、「あ、こんなに靴下持ってたんだ」「もう着ないTシャツが半分だ…」と気づくわけです。
使っていないモノを収納するためのボックスを買うほど、無駄なことはありません。
まずは「捨てる」ではなく「減らす」。
このステップを踏まずに買い物に行くと、家に帰って「入らなかった…」という悲劇が待っています。

2. 「なんとなく」でサイズを測る

「この棚の幅は…だいたい60cmくらいでしょ」
その「だいたい」が命取りです。

測るべきは、収納用品を置くスペースの「内寸」
高さ、幅、奥行きをミリ単位でメモしてください。特に奥行きは注意。クローゼットの奥行きが50cmなのに、45cmの引き出しを買うのと、51cmのケースを買うのとでは大違いです。
そして、ここがプロの知恵なのですが、購入前に「仮収納」 をしてみるのが超おすすめ。
例えば、お菓子の空き箱や通販の段ボールを、買いたい収納用品のサイズに切って、しばらく生活してみるんです。
「この高さだと、出し入れに手間がかかるな」「フタがあると面倒で続かないかも」といった、サイズだけではわからない使用感の違和感を事前に発見できます。

3. 素材と形状を軽視する

「白くて四角くて安ければOK」は危険です。
洗面所やキッチンのシンク下など、湿気が多い場所には、通気性が良く錆びないプラスチックやステンレス製のモノを選ぶべきです。
逆に、布素材はホコリをかぶりやすく、水回りではカビの原因にも。

そして、意外と見落としがちなのが「形状」です。
おしゃれに見える台形や、取っ手が飛び出ている半円形のバスケット。あれ、見た目は可愛いんですけど、複数並べたときにデッドスペースが生まれやすい。
収納力と美しさを両立するには、迷わず「直角で四角い」 ものを選ぶこと。これが、空間を無駄なく使う鉄則です。

これで、買う前の準備は完璧です。
では、いよいよ「どこで」買うべきか、選び方の基準をお伝えします。

収納用品 どこで買う?「見せる」と「隠す」で変わるショップの選び方

準備ができたら、次はお店選び。
僕はここを、「見せる収納」か「隠す収納」かで判断しています。

リビングの「見せる収納」は無印良品一択

リビングや寝室など、常に視界に入る場所。
ここで大事なのは「統一感」です。

そういう場所には、無印良品が圧倒的に強い。
中でも無印良品 ポリプロピレンファイルボックスは、整理収納アドバイザーがこぞって推す鉄板アイテム。スタンダードタイプとハーフタイプがあり、組み合わせ自由。シンプルなデザインで、数年後に買い足しても違和感がありません。色はホワイトグレーかクリアを選べば、まず失敗しません。
「値段が高い」という声もありますが、人に見られる場所の「見栄え」という価値を買うと思えば、十分に投資する意味があります。

パントリーやクローゼットの「隠す収納」はニトリ

一方、パントリーやウォークインクローゼットなど、普段はドアを閉め切って隠れる場所。
ここはもう、機能性とコスパの戦いです。

覇権を握るのは、ニトリ、カインズ、IKEAあたり。
ニトリの「Nインボックス」シリーズは、サイズ展開の豊富さが魅力。値段も手頃で、「とにかく量が必要!」という時に心強い。カインズのカインズ 収納ケース キャリコシリーズは、どこか和風で温かみがあり、押し入れ収納に絶妙にフィットします。
IKEAのIKEA SKUBB スクッブは、クローゼットの中で仕切りとして活躍する、吊るして使えるタイプが便利。これらは、多少色味がバラついても、扉の向こう側なので問題ありません。使う人の動作がスムーズかどうかだけを基準に選んでください。

整理収納のプロが教える「100均」の正しい使い方

「でも、やっぱり節約したいんですけど…」
その気持ち、よくわかります。
そんな時に力を貸してくれるのが、ダイソー、セリア、キャンドゥの100円ショップです。

ただし、ここで絶対に守ってほしいルールが一つ。
「主役」ではなく「脇役」として使うこと。

100均の商品を部屋の主役にしてしまうと、チープさが目立ち、部屋全体の印象が安っぽくなってしまいます。
正しい使い方は、引き出しの中の「仕切り」です。
カトラリートレイの代わりに小箱を並べたり、無印のファイルボックスの中で文房具を分類するのに使ったり。隠れた場所で、細かいモノを整頓するのにこれほど便利なモノはありません。種類がとにかく豊富なので、細かい寸法にも対応しやすい。ただし、負荷がかかる場所には使わない、数年での買い替えを前提とする、といった割り切りも必要です。

それでも失敗したくない人の最終手段は「思考のコピー」

「自分で考えるのはもう面倒…。誰か正解を教えてほしい」
わかります。そんな時は、プロの「思考」をそのままコピーするのが一番早いです。

SNSで「#収納」「#収納アイデア」と検索して、自宅と似た間取りの人の投稿を探してみてください。
多くの整理収納アドバイザーが使っているモノは、間違いなく「使いやすい」と実証されたモノばかり。
例えば、多くのプロが無印良品の「ポリプロピレン頑丈収納ボックス」を愛用しているなら、理由があるはずです。
どこで買うか迷ったら、「片付けのプロがどこで買って、何を選んでいるか」を真似る。これは、遠回りなようで、実は一番の近道であり、究極の時短テクニックです。

さて、「収納用品 どこで買う?」問題の答えは、もうおわかりですね。
大切なのは、店の名前ではありません。
「減らす→測る→試す→選ぶ」というプロセスを踏むこと。
あなたが作るのは、雑誌に載っているような完璧な部屋じゃなくていい。
あなたと家族が、毎日ちょっとだけラクに、機嫌よく暮らせる部屋です。
まずは、一番気になる引き出しを一箇所だけ開けて、モノを全部出してみることから始めませんか?

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