収納のプロが暴露!整理収納アドバイザーが100均で買わない収納グッズ5選とそのリアルな理由

こんにちは。

「収納をもっと上手くなりたい」
「部屋をスッキリさせたい」

そう思って100均に行くと、便利そうな収納グッズがズラリと並んでいますよね。つい手に取って、「これで片付くかも!」とワクワクしてしまう気持ち、すごくわかります。

でも、ちょっと待ってください。

実は、片付けのプロである整理収納アドバイザーは、100均の収納グッズを前にすると、むしろ慎重になるんです。すべてを否定するわけじゃありません。いいものもたくさんあります。ただ、「これは買わない」と心の中で判断しているアイテムが確実に存在します。

今回は、その「買わない理由」を包み隠さずお話しします。無駄な買い物と、片付けの失敗を減らすための参考にしてくださいね。

収納アドバイザーが100均で「買わない」と決めている収納用品とは

片付けの現場を数多く見てきたプロが口を揃えて言うのは、「安いから」という理由だけで飛びつくと、結局使いこなせずに収納グッズが部屋のゴミになる、という残酷な現実です。

では、具体的にどんなアイテムが「買わない」判断をされているのか。5つの代表例を見ていきましょう。

1. 斜めになった台形の収納ケース

まず最初に挙げたいのが、積み重ねられるように設計された台形の収納ケースです。引き出しの中や棚の上で使う、プラスチック製のあれですね。

これ、お店にとっては非常に都合のいい形なんです。空の状態で重ねて陳列できるので、輸送コストも下がるし、店頭でも場所を取りません。

でも、あなたが実際に使う場面を想像してみてください。

底に向かって細くなっているので、入れるものが制限されます。仕切り板を入れようとしても、斜めになっているからピタッとつかない。そして何より、いくつか並べたときに、ケースとケースの間に謎の隙間ができて、なんだかスッキリしない見た目になるんです。

整理収納アドバイザーは、こんな時、迷わず底から口までまっすぐなスクエア型を選びます。無駄な空間が生まれず、見た目も美しく、結果的に収納力も高いからです。

2. むやみに増やすつっぱり棒とワイヤーネット

「つっぱり棒があれば、どこでも収納スペースに早変わり!」

これは間違いない事実です。私もプロとして、必要な場所には活用します。問題は「安易に本数を増やすこと」。ここに大きな落とし穴があります。

特に気をつけたいのは、その処分コストです。

あなたは、使わなくなったつっぱり棒をどうやって捨てますか?多くの自治体では、金属製の長い棒は「粗大ゴミ」扱いです。30cmや40cmを超えると、購入した時の100円や200円よりはるかに高い処分料金がかかることがあるんです。これはワイヤーネットやラックにも言えること。

「100円で買ったものを、500円払って捨てる」

これってなんだか、釈然としませんよね。プロは、収納用品を「買う瞬間」ではなく「手放す瞬間」まで見据えています。

3. 細かすぎる仕切りケース

引き出しの中を完璧に区切って、ハサミ、ペン、クリップ…と、パズルのように収めていく。SNSで見かけるような、あの美しい収納です。

憧れますよね。でも、これが続かない最大の理由は、出し入れの「ひと手間」です。

例えば、ハサミを使った後、決められた小さな区画に、向きを揃えて戻せますか?家族全員がそれを守れますか?

整理収納アドバイザーが現場で痛感しているのは、「面倒くさがりな自分を認めてあげること」の大切さです。人間は基本的にラクをしたい生き物。細かすぎる仕切りは、その人にとってのハードルを上げてしまい、「とりあえずポイ」の積み重ねを加速させます。結果、細かい仕切りがただのジャマものになるんです。

あなたが本当にマメな性格でない限り、ざっくりとした大きな区切りで収納することをおすすめします。

4. つい手に取ってしまう“新商品”

100均の楽しいところは、常に新しい商品と出会えること。でも、収納用品に関して言えば、この「新しさ」は大きなリスクです。

理由はシンプル。すぐに廃盤になる可能性が高いからです。

「あとで同じものが欲しい」と思った時には、もう店頭にない。これは収納において致命傷です。同じシリーズで統一できないと、サイズが合わなかったり、見た目がチグハグになったりして、ストレスの原因になります。

プロは、長く販売され続けている「定番品」や、白い四角いケースのような、どこのメーカーでも似たようなものが手に入る「そっくりさん」がいるアイテムを好みます。安心して買い足せること、これが収納用品選びの大事な基準です。

5. SNS映えだけを追いかけた収納

これは特定の商品というより、考え方そのものへの警告です。

たとえば、壁にペタペタ貼って「吊るす収納」。見た目はとてもスタイリッシュです。でも、もしあなたの身長が低ければ、出し入れのたびに背伸びや踏み台が必要になります。

また、中身が見えない「白いボックス」で統一された空間。美しいですよね。でも、「どこに何をしまったか」を完璧に覚えていられますか?すべてのボックスにラベルを貼る手間を、面倒だと感じませんか?

整理収納アドバイザーは、あなたの身長や生活動線、そして「どれだけ手間をかけられるか」という性格まで見て収納を提案します。誰かのマネではなく、「あなたがラクに続けられるか」がすべての基準です。SNSで見た素敵な方法が、必ずしもあなたの生活を幸せにするとは限らないんですね。

それでも100均を賢く使うために。プロが実践する3つのチェックポイント

さて、ここまで「買わない」話ばかりでしたが、賢く使えば100均は強い味方です。最後に、プロが実践している購入前のチェックポイントをお伝えします。

  • 「動作空間」までサイズを測る:置き場所のサイズを測るのは当たり前。さらに、そのケースを置いたときに、扉はちゃんと閉まるか、隣の引き出しを引っかからないか、という動作のための空間まで確認します。
  • 「捨てる時」のコストを想像する:これは本当に大事です。「将来、これをどうやって捨てるんだろう?」と一度考えてから買うだけで、無駄な買い物は格段に減ります。特に粗大ゴミになりそうなものは要注意です。
  • 自分の「面倒くさい」を基準にする:おしゃれな収納を見つけたら、「これを続ける自分」を想像してください。もし少しでも「面倒だな」と思ったら、それはあなたに合わない収納かもしれません。まずは、ざっくり放り込めるカゴから始めるのが成功の秘訣です。

まとめ:「買わない」という選択が、片付けをラクにする

「整理収納アドバイザーが100均で買わない収納グッズ」についてお話ししました。

ここで一番お伝えしたかったのは、具体的な商品名を覚えることではありません。

「買う前に、ほんの少し立ち止まること」
「あなたの生活と性格に合っているかを見極めること」

この2つが、結局は片付けのいちばんの近道です。収納が苦手だからこそ、安易にグッズに頼らない。これが、プロが実践する、最も賢い整理収納の考え方です。

今日から、あなたが収納用品を選ぶ目が、少しでも変わるきっかけになれば嬉しいです。

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