収納ケースを探していて「フラップ式」という言葉を見かけたものの、「なんとなく使いにくそう」と思って手を出せずにいませんか?
確かに、フラップ式収納ケースは「中身が見えづらい」「取り出しにくい」といった声も聞かれます。でも、実は使い方や製品選び次第で、とても便利に使える収納アイテムなんです。
この記事では、フラップ式収納ケースがなぜ「使いにくい」と言われるのか、その原因と解消方法を解説。さらに、おすすめの製品や、選ぶときに押さえるべきポイントもご紹介します。
フラップ式収納ケースとは?「使いにくい」と言われる理由
フラップ式収納ケースとは、前面のフタ(フラップ)を手前に倒して開けるタイプの収納ボックスのこと。引き出しのように引き出す必要がなく、上からではなく正面からアクセスできるのが特徴です。
ただ、この構造ゆえにいくつかの「使いにくい」と言われるポイントがあります。
よくある不満
- フタを開けたままにすると邪魔になる
- 閉まりやすいので両手がふさがる
- 中が見えにくく、何を入れたか忘れてしまう
- 奥のものが取り出しにくい
でも、これらの不満は製品の選び方や使い方次第でほとんど解決できます。最近の製品では、こうしたデメリットを解消する工夫が盛り込まれているんですね。
フラップ式収納ケースを選ぶ前に確認したい3つのポイント
いきなり製品を比較する前に、まずは「どこで」「何を収納するか」を整理しておきましょう。ここが曖昧だと、せっかく買っても「やっぱり使いにくい」と感じてしまいます。
1. 設置場所の高さを確認する
フラップ式は、腰より高い位置に置くのが鉄則です。
目線より下、特に床に直置きすると、中を覗き込む姿勢になるので中身が見えにくく、取り出しづらくなります。腰より上の高さに設置すれば、フタを開けたときに中が一目で見渡せて、出し入れもスムーズになります。
2. 何を入れるかを決めておく
フラップ式は、頻繁に使うものを入れるのに向いています。
反対に、「年に数回しか使わないもの」や「奥にしまいっぱなしにするもの」は不向き。使う頻度が低いほど、中身を忘れてしまいがちになるからです。
3. 製品の構造をチェックする
フラップ式にもいくつか開閉方式があります。特に注目したいのは、フタを開けた後にどうなるかです。
従来型はフタを手前に倒すだけなので、開けっぱなしにすると通行の邪魔になったり、自重で閉まってきたりします。一方、最近の製品にはフタを天板の内側に収納できるタイプもあり、このストレスを大幅に減らせます。
おすすめのフラップ式収納ケース3選
ここからは、実際に人気のフラップ式収納ケースを3つご紹介します。それぞれ特徴が異なるので、自分の用途に合うものを選んでみてください。
1. 天馬(TENMA)「カバコ」
フラップ式のデメリットを解消した定番モデル
天馬の「カバコ」は、フラップ式収納ケースのなかでも特に人気のシリーズです。最大の特徴は、フタを開けたときに天板の内側にスライドインする構造。開けっ放しにしても邪魔にならず、閉まる心配もありません。
サイズ展開が非常に豊富で、幅は30cm・45cm・60cm、高さはS(22cm)・M(31cm)・L(41cm)の組み合わせから選べます(60cm幅は高さMのみ)。色はクリアとホワイトがあり、収納場所やインテリアに合わせやすいでしょう。
メリット
- フタがスライドインするので開けっ放しでも邪魔にならない
- 開口部が広く、出し入れがスムーズ
- 重ねて使えるので縦のスペースを有効活用できる
- 別売のキャスターを取り付ければ移動もラクラク
デメリット
- 他社製品と比べると価格が高め
- 詰め込みすぎるとフタがスライドインしづらくなる
こんな人に向いています
- 頻繁に使うものを収納したい人
- 見た目のスッキリ感も重視する人
- サイズやカスタマイズ性を求める人
こんな人には向いていません
- とにかく安価なものを探している人
- 細々した小物をたくさん入れたい人(仕切りを別途用意する必要あり)
価格帯はサイズによって異なりますが、おおよそ2,000円前後から。購入前には実際の内寸を確認し、設置場所に合うかチェックしましょう。キャスターは別売りなので、移動させたい場合はあわせて購入を検討してください。
2. カインズ「インテリアキャリコ」
カラーバリエーションが魅力のプライスレスモデル
カインズの「インテリアキャリコ」は、豊富なカラーバリエーションが特徴のフラップ式収納ボックスです。インテリアにこだわる人にとっては、選ぶ楽しさがある製品と言えるでしょう。
構造的な特徴としては、下部の立ち上がりが大きい点。衣類を放り込むように収納する場合、他の衣類が一緒に滑り出てくるのを防いでくれるため、クローゼット収納に向いています。
メリット
- 比較的リーズナブルな価格帯
- カラーバリエーションが豊富でインテリアに合わせやすい
デメリット
- 下部の立ち上がりが大きい分、ペットボトルなど背の高いものを出すときにはやや邪魔に感じる場合がある
こんな人に向いています
- 価格とカラーバリエーションを重視する人
- 衣類の放り込み収納に使いたい人
こんな人には向いていません
- ペットボトルなど背の高いものを頻繁に出し入れする人
価格帯は天馬カバコより安く、後述するニトリNフラッテよりはやや高めの中価格帯です。設置場所の寸法は必ず実測してから購入しましょう。
3. ニトリ「Nフラッテ」
コストパフォーマンス重視の方に
ニトリの「Nフラッテ」は、3つのなかで最も手頃な価格帯のフラップ式収納ボックスです。横幅が広めのワイドサイズも展開しており、長いものや衣類を2列に並べて収納したい場合に向いています。
メリット
- 3製品中最も安価で買い求めやすい
- 横幅が広いので収納量が多い
デメリット
- 価格が安い分、天馬カバコと比べると高級感や耐久性で劣る可能性がある
こんな人に向いています
- コストを最優先したい人
- 使用頻度が低いものの収納に使いたい人
こんな人には向いていません
- 頻繁に使うものを収納したい人
- 高品質・高耐久性を求める人
実際の口コミでは、「季節外の衣類を収納し、ウォークインクローゼットの空きスペースに置いている」という使い方の声も見られます。使用頻度が低いものの収納に割り切って使うのがよいでしょう。
フラップ式収納ケースをもっと使いやすくするコツ
せっかく購入するなら、最大限活用したいですよね。ここでは、フラップ式収納ケースを快適に使うためのポイントをまとめました。
腰より高い位置に設置する
先述のとおり、フラップ式は目線より下に置くと中身が見えにくくなります。キャビネットの上や棚の上など、腰より高い位置に設置するのがベスト。床置きする場合は、見て選ぶ必要のないもの(予備のタオルやあまり使わない家電など)を入れるようにしましょう。
頻度別に収納物を分ける
フラップ式は、毎日使うものを入れるのが基本。使う頻度が高いほど、フタを開けてすぐに取れるメリットを実感できます。反対に、使う頻度が低いものは、中身を忘れて「何を入れたっけ?」になりがちです。
詰め込みすぎない
どれだけ優秀な製品でも、詰め込みすぎは禁物。特にカバコのようなスライドイン式は、詰め込みすぎるとフタがスムーズに収納されなくなります。また、奥のものが取り出しにくくなる原因にもなるので、適度なゆとりを持たせて収納しましょう。
ラベリングや中身が見える収納を併用する
フラップ式の最大の弱点は「中身が見えない」こと。これを補うために、前面にラベリングをするのも効果的です。また、クリアタイプの製品を選べば、ある程度中身を確認しやすくなります。
フラップ式収納ケースに関するよくある疑問
Q. フラップ式は本当に使いにくいの?
A. 使い方次第です。床置きや目線より低い位置に設置すると使いにくさを感じやすいですが、腰より高い位置に設置すれば快適に使えます。また、製品によってはフタの構造が工夫されており、使い勝手が大きく変わります。
Q. 引き出し式とどっちがいい?
A. 収納するものと設置場所によります。頻繁に使うものを、腰より高い位置に収納するならフラップ式が便利です。一方、重いものや細かい小物をたくさん収納するなら、引き出し式のほうが適している場合もあります。
Q. 何を入れるのがおすすめ?
A. 毎日使う日用品や、よく着る衣類、キッチンで使う調理器具などがおすすめです。使う頻度が高いものほど、フラップ式の「サッと開けてサッと取れる」メリットを活かせます。
まとめ:フラップ式収納ケースは「使い方」と「製品選び」がカギ
フラップ式収納ケースは、確かに「使いにくい」と言われることがあります。でも、その理由は構造そのものよりも、設置場所や収納物の選び方にある場合がほとんどです。
- 腰より高い位置に設置する
- 頻繁に使うものを入れる
- 詰め込みすぎない
- フタの構造が工夫された製品を選ぶ
この4つを意識するだけで、フラップ式収納ケースはとても便利な収納アイテムに変わります。
今回ご紹介した天馬「カバコ」は、フタがスライドインする構造で従来のデメリットを解消した優れもの。カインズ「インテリアキャリコ」はカラーバリエーション、ニトリ「Nフラッテ」はコスパと、それぞれ特徴が異なります。
まずは「どこに」「何を収納するか」を明確にして、自分にぴったりのフラップ式収納ケースを見つけてみてください。価格や仕様は変更される場合があるので、購入前には必ず各メーカーの公式情報で最新の内容を確認することをおすすめします。
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