せっかく時間をかけて作ったプラモデル。完成したら、やっぱりかっこよく飾っておきたいですよね。
でも、そのまま飾っていると、すぐにホコリが積もってしまう……。ちょっとした衝撃で倒れて、せっかくの作品が壊れてしまった……。そんな経験、ありませんか?
プラモデルを長く美しい状態で楽しむには、専用の収納ケースに入れて飾ることがとても大切です。この記事では、プラモデル収納ケースの基本的な選び方から、目的や設置場所に合わせたおすすめのタイプまでをわかりやすく解説します。
まずは、収納ケースを選ぶときに押さえておきたい3つのポイントを見ていきましょう。
プラモ収納ケースを選ぶ前に確認すべき3つのポイント
プラモデル用の収納ケースといっても、実はいろんな種類があります。闇雲に選んでしまうと、「思っていたより大きすぎた」「逆に小さくて入らなかった」ということになりかねません。
そこで、収納ケースを選ぶ前に、以下の3つのポイントをチェックしておきましょう。
ポイント1:飾りたいプラモデルのサイズを測る
これがもっとも大切なポイントです。
HG(1/144スケール)なのか、MG(1/100スケール)なのか、それともPG(1/60スケール)のような大きなモデルなのか。スケールによってサイズはまったく違います。
収納ケースを選ぶときは、プラモデルの高さ・幅・奥行きを実際に測ることから始めてください。ケースのサイズ表記は外寸と内寸があるので、必ず内寸(内部のサイズ)を確認しましょう。理想的なのは、プラモデルのサイズにプラス5〜10cm程度の余裕があるケースです。余裕がないと、出し入れのときに傷つけるリスクが高まります。
ポイント2:設置場所を決める
どこに飾るのかも重要な判断材料です。
- 床に置くタイプ:まとまったスペースが必要ですが、複数のプラモデルを一度に飾れます
- 卓上に置くタイプ:手軽に導入できて、お気に入りの1体をクローズアップするのに向いています
- 壁に掛けるタイプ:床や机のスペースを取らず、デッドスペースを活用できます
設置場所が決まっていないと、せっかく購入しても置く場所に困ってしまいます。事前にメジャーでスペースを測っておくのがおすすめです。
ポイント3:ケースの素材を選ぶ
収納ケースの素材は、主に以下の3種類があります。
- ガラス製:透明度が高く高級感があります。傷がつきにくいのが特徴ですが、重量があり価格も高めです。
- アクリル製:軽量で割れにくく、価格も手頃です。透明度はガラスに劣りませんが、傷がつきやすい点には注意が必要です。
- プラスチック製:軽くて安価ですが、透明度や耐久性はガラスやアクリルに劣ります。
とくにガンプラなどは紫外線で色あせることがあります。UVカット加工が施されたケースを選ぶと、長く美しい状態を保ちやすくなるのでおすすめです。
プラモ収納ケースの主なタイプと特徴
ここからは、おもな収納ケースのタイプを3つに分けてご紹介します。
1. 床置きタイプのコレクションケース
多くのプラモデルをまとめて収納・展示したい方に向いているのが、床置きタイプのコレクションケースです。
家具メーカー(不二貿易など)からもさまざまな製品が販売されており、なかには高さ160cm以上もある大型のものも。強化ガラスを使った高級感のあるデザインが特徴で、マグネット式の扉で開閉がスムーズなモデルもあります。
メリット:
- 360度どこからでも作品を鑑賞できる
- しっかり密閉できるのでホコリを防ぎやすい
- 棚板が調整できるモデルもある
デメリット:
- 大型で重量がある(30kg以上になることも)ため、設置場所をよく考える必要がある
- 価格が比較的高め(実勢価格は1万円〜2万円前後)
向いている人:
- コレクションが多く、一括して飾りたい人
- 見た目の高級感を重視する人
向いていない人:
- 設置スペースが限られている人
- 頻繁に模様替えをする人
注意点:
- 地震対策として、転倒防止金具の使用が強く推奨されます。購入時に金具が付属しているか確認しておきましょう。
2. 卓上タイプのアクリルケース
手軽に導入できるのが、卓上タイプのアクリルケースです。1体〜数体のプラモデルを飾るのにぴったりです。
100円ショップのものから専門メーカーのものまで価格帯はさまざまで、1,000円〜5,000円程度で購入できる製品が多くあります。
メリット:
- 手軽に始められる
- お気に入りの1体をクローズアップできる
- 積み重ねが可能な製品もある
デメリット:
- アクリルは傷つきやすいため、取り扱いに注意が必要
- UVカット加工がないものも多い
向いている人:
- プラモデルを飾るのが初めての人
- お気に入りの1体を特に目立たせたい人
向いていない人:
- 大量のコレクションを一度に収納したい人
注意点:
- 購入時は外寸ではなく内寸を必ず確認しましょう。プラモデルより一回り大きなサイズを選ぶのがポイントです。
- アクリル製のケースは、中性洗剤でやさしく拭くことで透明度を保てます。
3. 壁掛けタイプのケース
限られたスペースを有効に使いたい方におすすめなのが壁掛けタイプのケースです。
奥行きが約7cm〜10cmと薄型の製品が多く、壁面のデッドスペースを活用できます。
メリット:
- 省スペースで部屋を広く見せられる
- 小さなプラモデルを一覧で飾れる
デメリット:
- 壁に穴を開ける必要がある場合がある
- 耐荷重に注意が必要
向いている人:
- 床や机にスペースを確保できない人
- 空間を有効活用したい人
向いていない人:
- 壁に穴を開けられない賃貸住まいの人(ただし、接着式やマグネット式の製品もあります)
注意点:
- 取り付け方法(ビス止め式・接着式・マグネット式など)は製品によって異なります。賃貸の場合は、壁を傷つけない方法を選びましょう。
プラモ収納ケースに関するよくある疑問
ここでは、収納ケースを検討するときに多くの人が抱く疑問をまとめました。
Q. HG(1/144)のガンプラにはどのサイズのケースが合いますか?
HGのガンプラはおおむね高さ12〜15cm程度です。内寸が高さ17〜20cm程度のケースを選ぶと、出し入れもしやすく、余裕を持って飾れます。
Q. 地震対策はどうすればいいですか?
床置きタイプの大型ケースは、必ず転倒防止金具で壁や家具に固定しましょう。アクリル製の軽量ケースでも、落下防止のためのシートや粘着マットを使うと安心です。
Q. ケースに入れるとプラモデルが傷つきませんか?
ケースの内側に埃がついていると傷の原因になることがあります。プラモデルを入れる前に、ケースの中をきれいに拭いてから収納する習慣をつけるとよいでしょう。
Q. プラモデルが紫外線で色あせするのは本当ですか?
はい、プラモデルは長期間直射日光に当たると、黄ばみや色あせが起こることがあります。UVカット機能がついたケースを選ぶか、直射日光が当たらない場所に設置するのがおすすめです。
自分のコレクションに合った収納ケースを見つけよう
ここまで、プラモデル収納ケースの選び方とタイプ別の特徴を紹介してきました。
収納ケース選びで一番大切なのは、「自分がどんなふうにプラモデルを楽しみたいか」をまず明確にすることです。
- コレクションを一箇所に集めて壮観に飾りたいのか
- お気に入りの1体を特別に見せたいのか
- 限られたスペースを工夫して活用したいのか
それによって、選ぶべきタイプは自然と絞られてきます。
収納ケースに入れることで、プラモデルはただの「作り終わったもの」から「いつでも眺められる作品」へと変わります。自分の作品を長く美しく保つために、ぜひぴったりのケースを見つけてください。
価格や仕様は変更される場合がありますので、購入前には必ず販売ページで最新の情報をご確認ください。自分の飾りたいモデルや設置スペースに合ったケースを選ぶことで、より満足のいくディスプレイが実現できるはずです。
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